心の子育てとは?
子育てでいちばん大切なことは、心の子育てです。
子どもの心を育てるには、しっかり抱きしめてあげましょう。
しっかり抱きしめてあげると、母と子の心が通じあうようになります。
皮膚が心の座・愛情の座なのです。そして、子どもの正しい見方を知ってください。
楽しい子育て8か条「うまくここちよく」
(う)生まれてきてくれたことに感謝する
出産の時は子どもが生まれてきてくれたことに自然に感謝できたことと思います。その初心に返ることで、今の子どもの姿も丸ごと受け止められるようになります。
(ま)毎日の変化と成長を楽しむ
子どもは日々急激に変化し、成長しています。その過程で目についたことを叱るのではなく、ゆったりと子どもを見守り、成長を楽しみましょう。
(く)比べない
他人と比較してほめられても、けなされても、子どもは自己肯定できません。もし比べるなら、その子自身の昔と今を比較しましょう。
(こ)心と体と脳をバランスよく育てる
心だけ、体だけ、頭だけを育てるのは不可能です。すべてはつながっています。どれもバランスよく育てると、将来的には伸びしろが広がります。
(こ)子どもの未来を明確にイメージする
子どもの未来を明確にイメージすると、実現しやすくなります。子どもの「今」の姿は途中経過であると見て、将来に希望を持って育てましょう。
(ち)ちょうど良い加減に関わる
子育ての難しさは、このちょうど良い加減です。関わらなさすぎても、過保護でも、うまくいきません。自分でかたよっているかなと感じたら、ちょうど良い加減を目指しましょう。
(よ)良いところをいつもさがす
良いところが見つかれば、ほめたくなりますし、叱らなくても済みます。子どもの良いところに目を向け続ければ、子どもの自己肯定感が高くなります。
(く)繰り返し愛を伝える
愛情を伝えるには、タイミングや伝え方など、相手がどのように受け取るかが大切です。1度言うだけで伝わるものではないので、毎日繰り返し子どもに伝えるようにしましょう。
子どもに与える5つのよろこび
(あ)与える喜び
両親はもちろん、周りの人から愛と優しさ、思いやりを感じている子どもは、感謝の思いが強くなり、次は自分が他人に与えたいと感じるようになります。
(い)生きる喜び
年齢が上がるにつれて、嫌なことの種類も増えますが、それらも含めて生きていることに感謝できれば、生きる喜びを感じられる精神的な強さが生まれます。
(し)知る喜び
何か新しいことを知ることを子どもと一緒に喜びましょう。「危ないからダメ」「うるさいから静かに」などと、せっかくの知る機会を奪わないように注意しましょう。
(ま)学ぶ喜び
学べることは、とても楽しいことで、うれしいことなのです。まずは保護者自身が、学ぶことが楽しいと感じている姿を子どもに見せることが大切です。
(す)好き!を見つける喜び
これらの喜びを感じるためには、「好き」でなければなりません。自分・人・周りの自然・すべてのものの好きなところを見つけることを喜べるように接してあげましょう。